庵治石の魅力〜庵治ストーンモール〜
庵治石
は
花崗岩
の一種で、石英と長石を主成分とした少量の黒雲母と角閃石を含む硬い岩石です。この鉱物の混合比率によって庵治石は地質学的に「黒雲母細粒花崗閃緑岩」に分類されます。
構成鉱物の一つ一つの結晶が極めて小さく、結合が緻密なため他地域の花崗岩に比較してもより硬いのが特徴です。モースの硬度表で説明すると、水晶と同じ七度という硬度のため細かな細工が可能であり、水を含みにくいため風化・変質にも強く、二百年は彫られた字が崩れたり、赤茶色に変色したり、艶が無くなったりしないといわれています。
また石材という観点から花崗岩は細目(こまめ)、中目(ちゅうめ)、荒目(あらめ)と分類されますが、庵治石は
細目
と
中目
に分類されます。
[細目極上の庵治石]
細目は黒雲母が細やかに大量に入り青黒く、微少なまだら模様に見えます。最大の特徴は「斑(ふ)」または「ぼたん」と呼ばれる現象でよく研磨した石表面に黒雲母が特に緻密に入り、まだらな地模様に濃淡が出ることで、世界中の石材の中でも類が無いことにあります。
また、細目の中にも更に美しく希少な「斑」をもつ特級品、極上品といった部類の庵治石も存在し、その品質は最高級の名ににふさわしい石材の一つです。
中目は黒雲母の数が少ないので、細目に比較して白く見えますが、硬度は同じです。
庵治石は、世界に類の無い質の良さと希少価値から、石材の単価としては世界一と評価されています。
[中目の庵治石]